私は大手派遣会社で営業として働いています。
派遣社員の方から、これまで何度もこう聞かれてきました。
「更新って、結局なにを見て決めてるんですか?」
先に結論を言います。
スキルや努力量は、更新判断の“決定打”ではありません。
更新を分けるのは、 営業と企業が水面下で見ている、もっと現実的なポイントです。
今回はその中でも、 営業が更新判断をするときに本当に見ている3つを、 体験ベースで書きます。
① 「トラブルが起きそうか、起きなさそうか」
まず一番大きいのがこれです。
更新判断で、 営業も企業も一番嫌うのは何か。
それは
“成果が出ない人” ではなく “トラブルになりそうな人” です。
具体的に見られているポイント
- 表情が暗くなってきていないか
- 不満を溜め込んでいないか
- 周囲とのコミュニケーションが減っていないか
仕事ができても、
- 急に欠勤が増える
- 相談なしで限界を迎える
こうなると、 更新は一気に黄色信号になります。
▶ 営業の本音: 「問題が起きてから対応する派遣社員」は正直怖い。
② 営業が“企業に説明しやすい存在”か
これはあまり知られていませんが、
更新は企業と営業の話し合いで決まります。
その時、営業が考えるのはこれです。
「この人を、どう説明すればいいか」
更新されやすい派遣社員の特徴
- 強みが一言で言える
- 改善点もセットで説明できる
- 数字や事実で語れる
例:
- 「〇〇業務を一人で回せています」
- 「ミスはありましたが、再発防止策を自分で作りました」
逆に、
- 評価がふわっとしている
- 良くも悪くも印象が薄い
こういう場合、 営業は企業を説得しづらくなります。
▶ 営業の本音: 「説明しづらい=守りづらい」
③ 更新前の“準備”ができているか
更新が近づいてから、
「更新どうなりますか?」
と聞く方は多いです。
正直に言うと、 その時点ではもう8割決まっています。
更新される人がやっていること
- 1〜2か月前に状況共有
- 今の業務で評価されている点を確認
- 次に不安な点を先に相談
これがあると、
- 営業が企業に確認しやすい
- 条件交渉もしやすい
一方で、
- 何も言わない
- 表面上は問題なし
この場合、 営業は動きようがありません。
▶ 教訓: 更新は「交渉」ではなく「準備」で決まる。
派遣更新で一番やってはいけない勘違い
それは、
「ちゃんと頑張っていれば評価される」
という考えです。
評価されるかどうかは、 伝わっているかどうかで決まります。
派遣は、
- 定期面談が少ない
- 評価制度が見えにくい
だからこそ、 自分から情報を出せる人が有利になります。
派遣営業として伝えたいこと
派遣は、 決して運任せの働き方ではありません。
- 情報を出す
- 早めに相談する
- 営業を味方につける
これができるだけで、 更新率も、条件も、大きく変わります。
このブログでは、 派遣営業の立場から、 「知っている人だけが得をする現実」を今後も書いていきます。
次回予告
「派遣営業が正直“この派遣会社は危ない”と思う瞬間」
表では語られない基準を、 実例ベースで書きます。
↓前回記事



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